2段以上
さて、初段までについて自分なりに振り返りながら書いてきました。松本道弘さんは初段以降さらに5段までランク付けされています。
- ところが私はそれらの著書を読んでみてもなかなか実感のあるイメージが湧きません。やはり到達したことのない自分より上のレベルというのはそういうものなのでしょう。しかし当時、自称5段を標榜されていた彼にははっきりと過去の道のりがみえたのでしょう。
- 私が今まで歩いてきた道のりが彼の記述している内容ととてもよく符合するので、2段以降も経験者として記述されていると考えてかまわないと思います。
- これより先は松本さんの場合は同時通訳なども含むかなり高度なテクニックや、英語文化・ロジックそのものに関する更なるpenetrationも含めて経験されているようです。私の会社でもNon-nativeで上級managementまであがる人はやはりそんな3段・4段以上の人たちのようです。何段なのかはどうでもいいのですが、私より遙かに習得の度合いが高いのが事実です。また、仕事が出来るのはもちろんのこと、使用される語学というツールもそのくらいでないと務まらないのも事実です。
- ということで私自身ここで止まるわけではないでしょうが、どのようなスピードでどのようなレベルまで上がるのは自分でもわかりません。5段クラスの人にその辺への道のりを解説して頂きたいものです。
- ただ感触的には、私のように本を読んだりや映画を観ている程度だけだと上達のスピードはかなり遅いのではないかと思います。自分が初級だった頃のような勢いで何かに自分から突っ込んでいかないといけないのではないか、とも思います。